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3 車両に関する安全管理

りんかい線の八潮車両基地では、お客さまの安全を守るため、車両の点検・整備を行っています。整備を行うことで、乗り心地の改善にも取り組んでいます。
なお、車両には異常を検知するモニター装置を設け、安全運行に努めています。

車両の定期検査

 

 りんかい線の車両定期検査の種類と検査周期は次のとおりです。

車両基地で行う検査

  • 列車検査 6日以内に1回実施
  • 機能保全 3ケ月以内ごとに1回実施

列車検査

 







車両基地外で行う検査

 当社で行う検査のほかに車両を基地外に運び出し、社外検査も実施しています。
 7日から20日かけて目視による検査、または機器を取外し、機能を調べる検査を行い、車両はリフレッシュします。

指定保全:
新造後および装置保全後等、走行距離60万キロ、または4年半以内ごとに1回、機器を目視等による検査を実施します。
装置保全:
指定保全後、走行距離60万キロ、又は4年半以内ごとに1回機器を取外して検査を実施します。
車体保全:
新造後、走行距離240万キロ、または18年以内ごとに1回車体および機器をリニューアルする検査を実施します。

車両基地外で行う検査の図

車輪転削

車輪転削の写真

 車や自転車を走らせている時、雨などで滑りやすい所で強いブレーキを掛けるとタイヤがロックし、道路を滑ります。同じことが電車でも起こり、レールの上を車輪が滑り、車輪が摩耗して、円形である車輪が削れて偏減り(かたべり)を起こします。
 この偏減りをフラットと言います。フラットが発生すると車輪は円形を失い、走行時にゴトゴト音と振動が発生し、乗り心地の低下だけではなく、事故につながる恐れもあります。
 そのため、計画的に車輪表面を削り、車輪を円形に戻し、事故防止と乗り心地の改善を図っています。

非常通報器

非常通報器の写真

 各車両に設置されていて、車内で異常事態が発生した時にお客さまに非常通報器のボタンを押して頂くことで乗務員にブザー警報音で異常事態を通報する装置です。
 乗務員は運転情報記録装置の車号表示および各車両の車側灯(黄色)で異常事態発生を知り、当該車両に駆けつけ異常事態に対処します。

防護無線

防護無線の写真

 乗務員室に設置されている機器で、電車走行中、異常(架線垂れ下がり、線路内立ち入りなど)があったとき、急拠電車を止めるための信号を送る装置です。
 防護無線に設置してあるボタンを乗務員が押すことにより数キロ四方の走行中の列車に対し、停止信号を無線で送ります。

運転情報記録装置

運転情報記録装置の写真

 運転席前面のモニターには、運転情報記録装置があります。この装置は非常通報器動作車両、運転機器の動作状態やドア開閉状態、室内温度等お客様のご案内に必要な情報が表示され、合わせて、記録しています。

列車無線機

列車無線機の写真

 乗務員室に設置され、運輸指令から運転士、車掌に対する指示、事故情報および地震情報等を伝達し、また、運転士、車掌からの現地情報をリアルタイムで運輸指令に提供するための装置です。

パンタグラフ自動計測装置(パンセンサー)

パンタグラフ自動計測装置(パンセンサー)の写真

 車両が基地に入る際、架線上部に設置したパンセンサーからレーザー光線を照射し、パンタグラフの状態等の自動計測を行います。
 計測データは車両管理システムに送られ、取替時期計画に役立てます。

車輪形状自動計測装置

車輪形状自動計測装置の写真  車両が基地に入る際、レール間に設置した車輪形状自動計測装置により計測し、このデータはシステムに送られ、車輪転削計画に反映し、安全運行に役立てています。

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