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1 列車の運行管理


りんかい線では、安全かつ安定な列車運行のために、
  • 運行管理装置(PTC)
  • 列車集中制御装置(CTC)
  • 列車自動停止装置(ATS-P)

を設置し、列車監視の一元化を行っています。

また、 自然災害に対する対策(運転規制) を行うことにより列車の安全運行に努めています。

運行管理装置(Programmed Traffic Control)

 運行管理装置(PTC)は、制御用コンピューターを中心に構成され、列車集中制御装置(CTC)等と連携を採っています。
 コンピューターに列車ダイヤを記憶させ、各駅の信号制御、駅の列車案内表示・放送等を自動的に行う装置です。

列車集中制御装置(Centralized Traffic Control)

 運行管理装置(PTC)のダイヤを基にりんかい線の列車位置等の運転情報を運輸指令室に集中表示するとともに、運輸指令室から駅の信号機等を遠隔制御する装置です。

列車自動停止装置(ATS-P)

 列車自動停止装置は、万が一、運転士が運転操作を誤った時、事故を未然に防ぐため、次のように自動的に動作します。

  1. 列車を停止信号の手前で停止させる。
  2. 列車を制限箇所(曲線、ポイント)では制限速度で走らせる。
    (新木場~大崎手前間の半径400メートル以下の曲線と全てのポイント)

  <停止信号の場合>
  
  <制限箇所の場合>(制限速度35km/hの場合)
  
 以上の機能は線路内に設置された地上子から距離・制限情報を車両のアンテナで受け車両搭載のコンピューターで制御しています。

自然災害に対する対策(運転規制)

 りんかい線では、地震、気象により以下のような運転規制をすることで、安全を確保しています。

写真:気象・地震表示盤の写真
自然現象 規定値 運転方法 解除方法
地震 60ガル
~99ガル
(相当震度4)
時速の画像25km以下 列車前頭
運転台添乗
または
徒歩による
点検後
100ガル以上
(相当震度5以上)
運転中止 軌道自転車
または
徒歩による
点検後
風速秒速の画像25メートルの画像以上の画像以上 時速の画像25km以下の画像以下 測定後、
規定値以下
30分継続後
風速秒速の画像30メートルの画像以上の画像以上 運転中止

測定は当社設置の測定器による

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