りんかい線では、年に2回、東日本旅客鉄道株式会社から電気・軌道検査測定車を借用して検査走行を行っています。終電後に新木場~大崎間を往復し、架線と線路に異常がないか調べています。
架線には、レーザーをあて減り具合等を調べます。また、走行中のパンタグラフを見て異常がないか調べます。
架線作業車
電気・軌道検査測定車のほかに、架線作業車(モーターカー)を用いた目視による点検を終電後に行っています。
レール探傷
年に1回、レール探傷車を使用して、目に見えないレールの傷やひびがないか、走行して調べます。
脱線防止ガード
りんかい線では、列車が急カーブを通過する際に脱線するのを防ぐため、レールの内側に「脱線防止ガード」を取り付けています。
線路巡回検査
徒歩による巡回検査も大切な検査の一つです。
こうした地道な作業が、りんかい線の安全運行を支えています。