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7 自然災害に対する備え

 りんかい線では、大規模地震が発生した時に備え、高架区間の橋脚やトンネル内の中柱に耐震補強を実施しています。
 また、台風や大雨等による浸水に備え、一部の駅に止水板、防水扉等の対策を施しています。

高架橋橋脚等の耐震補強

高架橋橋脚耐震補強の写真
 高架橋の橋脚やトンネルの中柱に厚い鉄板を巻いて、補強を行っています。首都直下型地震等の想定震度に対しても倒壊しないようにしています。

止水版

止水版の写真
 台風や大雨、高潮により、地下駅に水が流れ込むのを防ぐため、大井町、品川シーサイド、天王洲アイルの各駅の出入口に止水板を備えています。止水版を立てることで流れ込む水を堰き止めます。

防水扉

防潮扉の写真
 天王洲アイル駅の一部の出入口では、止水板を更に越える雨水等が発生した際に、駅に水が流れ込むのを防ぐため、通路全体を塞ぎます。これにより、地下駅が浸水するのを防ぐことができます。

風速計

風速計の写真
 りんかい線の高架区間には、風速計が設置されています。
 風速が規定値以上に達すると、列車の徐行や運転中止の措置が採られます。

電気融雪器

電気融雪器の写真
 雪等でポイントが凍結し、ポイントが転換できなくなるのを防ぐために備えられています。
 電気ヒーターでレールを暖めて雪を溶かします。

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