非貫通の全室運転台構成で、運転席は視認性向上のため高床構造としました。衝撃吸収構造を採用し、クラッシャブルゾーンとサバイバルゾーンの構造区分と前頭部に衝撃吸収材を設けることにより、万が一の衝撃による車両破壊から、乗務員とお客さまの安全を守ります。また、運転士の背面部分の仕切りには非常救出口を設けており、衝撃時の乗務員救出が迅速に行えるよう配慮しています。
主幹制御器は左手操作のワンハンドルで、右手クリップに勾配起動スイッチを設けています。
運転席の正面にはTEスイッチと戸閉表示灯を配置し、右側には列車無線装置と防護無線装置を配置しています。
車両制御機器、メータ表示器は12.1インチのカラー液晶3画面で構成しました。前部標識灯は、運転台上部に多灯式LEDを配置し、夜間及び地上側からの視認性を向上させています。